拝啓
オーガニックきんかん生産者一同を代表して、ＭＯＡ自然農法中讃研究会が手紙を皆様へ届けます。

ＭＯＡ自然農法中讃研究会では、農薬に頼らない取組みを1962年から続けています。
坂出地域は瀬戸内海の中部に面しているところです。

温暖な気候で降水量が少ないことから、昔は塩の産地として全国的に有名な場所でした。
塩田の衰退した後の海砂を土壌の中に混ぜることで、不足しているミネラル分を補っています。

有機栽培では虫や病気との戦いが大変ですが、きんかんは皮ごと食べるので、カイガラムシなどがついて肌荒れしないようにするのが特に大変です。

品種は寧波（にんぽう）というもので、きんかんはビタミンCが豊富に含まれており、風邪をひきやすいこの時期にぴったりです！
甘露煮にしたり、ジャムにしたりもいいですが、せっかくの有機栽培で育てたものですので、ぜひ生で皮ごとそのままお楽しみください。
敬具