オーガニックはっさくの生産者を代表して福田がお手紙を書きます。

農業を始めたころは化学合成された農薬や肥料を使用していましたが、できる限り自然に近い形で栽培を行いたいという想いが生まれ、自家消費の作物から有機栽培を始めたことがきっかけです。有機栽培を始めたころは、なかなか出荷を受け入れてくれる販売先がなく心配でしたが、現在は有機農産物を受け入れてくれる販売先も増え、有機栽培をやってよかったと考えています。

田畑に、堆肥・バークミンを入れて土づくりをする事に力を入れてます。病害虫や異常な天気変動にも左右されずに作物が健全に美味しく育って欲しいです。出来るだけこまめに田畑を見廻り、病気、害虫発生の初期段階で手を打つようにしています。

また樹の上で十分に熟した実を収穫することにこだわっています。実が自然に落ちるくらいになると十分に糖度が上がり、収穫時期である証拠です。

はっさくは、江戸時代から続く柑橘類で文旦に近い品種と考えられています。独特のほろ苦さがありますが、さわやかな香りと上品な甘さが魅力です。

果実のおなかへ包丁で浅く十字に切り目を入れると、簡単に皮がむけます。
有機栽培で、ワックスも一切使っていません。皮まで安心してご利用いただけます。
そのまま食べるのももちろんですが、皮をマーマレードやピールなどにもぜひご利用ください。