こんにちは！湯布院きのこ村と申します。
私たちは、大分県由布市湯布院町で椎茸（しいたけ）の栽培を始めて約50年になります。

当施設では開所当初から菌床栽培ではなく原木栽培にこだわっています。
菌床椎茸は人口的に栽培するので３～６カ月サイクルで収穫できますが、原木椎茸は自然の森の中で、しいたけ菌を打ち込んだ原木で栽培しています。椎茸が持つ甘み・旨みを長年研究してたどり着いたのが「くぬぎ」の木。
「くぬぎ」は、祖父の時代に80ヘクタールの原野に植林し、それ以来50年以上、手を入れ守り続けている山から切り出しています。

栽培はまず原木を伐るところから始まります。
そして、木を同じ長さに切り揃え椎茸菌を打ち込めば終わり！ではありません。なんと約１年半寝かせて菌を培養し、さらに原木を組み春の温かい空気をあてることでやっと椎茸が発生します。
栽培環境にもこだわっており、気候・湿度・日中の気温変化などが最も適している湯布院の山中で、地下水を使用し農薬を使わずに栽培しています！

じっくり時間をかけて栽培した椎茸は味が抜群です。くぬぎ原木栽培ならではの、肉厚で歯ごたえがあり、旨み・甘み・香りが楽しめます！
まるごとステーキやホイル焼きでぜひご堪能ください。